<危険>この記事は2009年11月8日に書かれたもので内容が古いです。

罪と罰 wii

Nintendo64版から早9年、(少ない)多くの人が待ち望んだWii版の新作「罪と罰 宇宙の後継者(amazon )」、が発売されました!・・・とかいいつつ64版は未経験だったりしますが、かんなりいい感じだったので、ちょっとレビューもどきをば・・・。

 

ちょっとカンタンにゲーム説明

ゲームのジャンルでいうと、ガンシューティング。
画面に現れる敵を狙い撃つ最近のゲームだとタイムクライシスとかリンクのボウガントレーニングとかバイオハザード アンブレラ・クロニクルズとかそういう類いのゲーム。要は、鉄砲でバンバンやるゲームです。

ガンシューというと、画面の敵に向かって敵を狙い討つのがメインのお仕事(?)となるわけですが、このゲームの違いはたいていの場合画面外にいる主人公(プレイヤー)が画面の中に居る!そして、操作する!というところ(下の画面参照)。

罪と罰 wii 操作

なので、リモコンで敵を狙い撃つ!に加えて、ヌンチャクでプレイヤーを移動する!操作が加わる。この2つの操作があることで、ガンシューの敵を華麗に撃ち落としていく面白さに加えて、プレイヤーのどう動かしてどの敵から倒していくかという面白さがこのゲームの魅力。
これに、近接攻撃(剣や蹴り、射程は狭いが強い)が加わって面白さ3倍増し!

前作のNintendo64版「罪と罰(バーチャルコンソールで配信中なのでみんな遊んでみてね…その前に自分が遊ばないと…orz)」ではこれをあの64のコントローラーで…だったので、自分ではちょっとムリだろうと躊躇して遊んでなかった(のと、64持ってなかった)のですが、今回は大丈夫、いやむしろバッチリだろうという気持ちもあり躊躇せず購入した次第です。
実際遊んだ感じも、何も問題なくなじめました。リモコンとヌンチャクの相性がよくてホントWiiの為にあるゲーム…みたいです。もし、その辺気にしてる人は心配御無用です。

あの頃の正常進化系/ストーリーはもちろん中二病

ファミコンやPCエンジン、メガドライブ?その頃のゲームの正常進化系というベキなのかな。画面は、Wiiの性能に合わせてそこそこ豪華に進化し、理不尽なやられ方、不親切な部分は極力削った上で、ゲームはシンプルに、それでいて奥の深さはそのままに。
…んー、ちょっと違うか、ゲームのルール(システム)は単純、で一見すごく難しい、でも攻略法を発見するとするっと抜けれてしまう(ただし、ノーマルレベル中盤までくらいだけど…)という、一種アハ体験に似た快感が体感できる、こんな感じ。

で、ストーリーに合わせてステージは進行するけど、ゲーム中ストーリーとして語られるのは一部だけ、公式サイトになが〜〜いプロローグが掲載されていますがそんなものは飾りです。

ただし、ストーリーは、絶賛中二病爆裂(褒め言葉)。
「外宇宙/中宇宙との戦い」「ヒトの少女の形をした生物」「第4亜地球」「不自然な存在」「ヒトでないもの」…まぁ、こんなキーワードを出しておけば十分感じていただけると思いますが、そんなお話と最後の超展開と、ちょっと懐かしい気分も味わえるストーリー。

でも、そんなものは飾りです(しつこい。

Wiiってここまでできるんだ

ビジュアルはどうしてもPS3やXBOX360とは見劣りしてしまう。まぁ、ゲーム機の性能(解像度低い、ポリゴン表示数が少ないetc.)を考えると仕方がない…でも、それでもがんばってる!
このゲーム動くもの(というか敵)がすごく多い。倒さなくても問題ない敵がホントに無数に画面のここかしこに居まくるのですが、この敵たちが全然処理オチ(スローがかかる)こともなく、そこかしこに動き回ります。この動きがすごーく滑らか。それだけでなく、背景の方もカッコいいカメラワークと、ハイスピードで流れてイヤがおうにもテンション上がりまくる脳汁全開な演出。
秒間60コマで動かしてるとのこと。この辺僕は詳しい事知らないので語りませんがものすごく苦労しているとのこと(社長が訊く『罪と罰 宇宙の後継者(そらのこうけいしゃ)』)。Wiiのハードも叩けばコレくらいできるんだー。とちょっと感動できます。

ということで、買え。

シューティングゲーム好きな人、最近のゲームはちょっとぬるくて…という人、トレジャー好きだったけど最近のはどうなの??という人には四の五言わず買え!…という勢いでオススメしちゃいますが、ストーリーやキャラクターに若干癖があるので、見た目の好みは別れそう。

でもね、ゲームとしてほんとおもしろいから、食わずキライ言わないで遊んでみて欲しいし、インチキに難しいわけじゃないので、難しいゲームはちょっと…という人もチャレンジしてもらいたいなぁ。
あとね、ボスがーとかトレジャーの過去ゲームのオマージュがーとか曲もガンスターの人でいいんだぜーとか書き足りないことはたっくさんあるのですが、その辺は、買って、遊んで、見て欲しいので自重。続きはゲームで!