<危険>この記事は2010年3月21日に書かれたもので内容が古いです。

まもるクンは呪われてしまったサウンドトラック

今更感たっぷりでお送りするサントラレビュー!
いくつかたまってるので、しばらく定期的にアップしていきたい今日この頃。
一回目は、「まもるクンは呪われてしまった」サントラです。

80年代ゲームミュージック正統進化系!

最近のお気に入りの1枚。
ゲームの方はいまひとつ振るいませんでしたが、サントラの方は名盤。

このゲーム、最近のゲームではやり?の古い音源やテイストをインスピレーションに構築されているのが、まず一番の特徴。一見80〜90年代のナムコ・コナミアーケードゲームのサウンドを取り入れたちょっと古臭いサウンドなのかな??と、思われてしまう説明のされ方をされます・・・が、しかし!この“まも呪”、それだけじゃ収まらん魅力とアイデアに溢れたサウンドはまさに「てめえら耳かっぽじってよーく聴きやがれ!」なのです。

細かすぎて伝わらないメロディーライン以外の音とメロディ

さて、まも呪のゲームを軽く説明しておくと「和風POP+妖怪討伐+シューティングゲーム」といっておけば、なんとなく雰囲気はつかめるでしょうか。
曲の方向性も、そのままのイメージを楽しく!明るく!キャッチーに!昇華したノリノリサウンド。
メロディーラインとその音色はちょっと懐かしい、ちょっと演歌入ったクサさの効いた、僕の世代(アラサー?とちょっと上の世代)に近いゲーセンゲーマーには「ムホっ」と鼻をフゴフゴいわれる良さが光ります。ほんとシンプルで、歌詞を付けたくなっちゃうメロディラインが気持ちがいい。

そして、個人的に一番推したいポイントは、ベースなどの音の重ね方がすごい!ってこと、これはやばいです。ベースだけで聞き直してもご飯3杯はいけます。すでにサントラ持ってる人も改めて「メロディー以外の部分を」聴いて欲しい。第二のメロディラインといってもいいくらい(大げさ?)美味しいです、まも呪でも人気の高いYokai Discoなんかは当にそれで、結構ベタなメロディなのに、何回聴いても飽きない、軽いのに深い、作曲者の安井洋介さんのすごいところ。

・・・と、書いててずっと前から気になってるのは、「若いゲーマーの子」が聴いてこういう曲ってどう思うんだろう?というところだったりする。自分の中では、最近の環境音楽的でテーマ重視(しかも中二病入ったちょっと暗めのもの)が中心のゲームミュージックが多い中、久しぶりに細かいことを考えなくてイイ、底抜けに明るい曲ってすごく新鮮で嬉しくてヨダレだらだらなのですね、ええ。でも、どうですか?こういう曲、ダサいっすか?イケテないっすか?

曲目紹介・・・はしないけど、特にお気に入りはこちら(一番人気と思われるYokai Discoはあえて外しました。)

  • Track3:Fine Day (プレイヤーセレクト)
    脳天気系お気楽キャラセレクト。冥界を救う?そんないーじゃない、楽しくやりましょってな具合。癒し系。
  • Track4:Bless you! boy (プロローグ1) & Track14:Bless you! girl (プロローグ2)
    選んだキャラ(男女)で変わるスタートの曲、ノリノリでウキウキ。ゲーム中もっと長い尺で聴かせて欲しかったな。後者は短調(長調の逆)で、女の子にはセンチメンタルなんて感情がある感じの玄人受けしそうな(以下略
  • Track12:Tropical Pirates (南国ワールド)
    安井 meets 琉球。大好きです!!(おいお前それレビューやない。
  • Track15:Karakuri Spirits (からくり城ワールド)
    クサメロ!クサメロ!クサメロ!大好きです!!!(おいだからお前それレビューやない。

みんな買おう!聴こう!と思ったらどこにも売ってない…と思ったら在庫復活してた!

今のうちに買っちゃおー!多分次の再プレスの可能性は低い…と思うので。
一応リンクを貼ってはみるものの、公式も売り切れだしアマゾンはプレミアついてるしちょっとさみしかったりなんなりで、再販大希望してみたい。XBOX360版のアレンジのサントラもあるようなので、そちらで…なのかな。
あと、なにげにXBOX版の限定版残っていた事実にちょっと寂しさを覚えてみたりとか。

スーパースイープの方(視聴できるよ)